古生物図鑑

Paleontology Encyclopedia

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地球に生物が誕生したのは、約38億年前。初期の生物ははっきりとした核をもたない原核生物と呼ばれる単細胞生物でした。この後、長い時間をかけて真核動物、多細胞生物、脊椎動物と進化していくことになりますが、進化の舞台は海の中でした。ここでは、恐竜以外の古生物を紹介します。

棘皮動物

棘皮動物 - Echinodermata

ヒトデ、ウニ、ナマコ、ウミユリなどが属する動物門です。例外はあるものの、体は五放射相称の形をしています(動物界のなかでは、特殊な構造を採用しています)。

魚類

魚類 - Pisces

約5億2400万年前、初めての脊椎動物が誕生しました。顎をもたない最古の魚類ミトクンミンギアです。現在、脊椎動物の半数以上の種を魚類が占めています。

両生類

両生類 - Amphibia

デボン紀後期-約3億6500万年前、両生類は陸上への進出を達成したと考えられています。絶滅した両生類を紹介します。

首長竜

首長竜 - Plesiosauria

首長竜は、学術的な定義による恐竜ではありません。中生代の大きな動物をすべて恐竜と思い込む気質などから、勘違いされることが多いようです。

魚竜

魚竜 - Ichthyosaur

イルカに似た絶滅した海棲爬虫類です。三畳紀前期に、陸棲爬虫類から進化して水棲になったと考えられています。ジュラ紀に特に繁栄しました。

翼竜

翼竜 - Pterosaur

首長竜、魚竜同様に、翼竜も学術的な恐竜ではありません。羽毛を持たず、膜を張った翼で滑空していました。

その他の爬虫類

その他の爬虫類 - Others of Reptiles

爬虫類は約3億年前に出現したと考えられています。乾燥に強く、内陸部に生活圏を広げていきました。トカゲ、カメ、蛇、ワニの仲間が生息していました。

単弓類

単弓類(哺乳類型爬虫類) - Synapsida

単弓類は、のちに哺乳類への進化をつなぐグループです。かつては"哺乳類型爬虫類"とよばれていました。代表は、ディメトロドンとエダフォサウルス。

哺乳類

哺乳類 - Mammalian

ヒトと同じ、哺乳類。三畳紀後期には、最初の哺乳類が生息していました。恐竜が繁栄する時代を通して、ネズミほどの小さな彼らは反映の機会をうかがっていました。