ディメトロドン

Dimetrodon


イントロダクション

ディメトロドンの切手

ディメトロドンの特徴は背中から伸びた帆です。まるで、ヨットのようです。
体温調節のための器官だったと考えられています。


特徴

ディメトロドンの切手

ディメトロドンの背中から伸びた帆は、体温調節のための器官だったと考えられています。
この帆には血管が多く通っており、大量の血液を帆の中で循環させることができました。熱交換器の役割を果たしていたのです。
夜明けに体温を早く上げることで、活動的に獲物を狩るのに有利だったと思います。

北アメリカとヨーロッパから産出しています。

ディメトロドンの全身骨格化石

全身骨格化石(2016年撮影)
アメリカ・オクラハマ州産


ディメトロドンのもつ2種類の歯

ディメトロドンの属名は、ラテン語で「2種類の長大な歯」の意味です。
属名のとおり、ディメトロドンは異歯性とよばれる資質をもっており2種類の歯で効率よく捕食することができました。

現生の肉食獣に見られる特徴-突き刺し用の犬歯と、肉を切り裂く用の歯をもっていたのです。この形質は、のちの哺乳類に引き継がれていきます。


研究初期

ディメトロドンは、1870年代アメリカの古生物学者エドワード・コープ(Edward Drinker Cope)によって研究されました。 スイスのJacob Bollやテキサスの地質学者WF Commins、アマチュアの化石収集家Charles Hazelius Sternbergなど複数の化石コレクターから テキサス州Red Beds層から産出した四足歩行の脊椎動物の化石を集め、アメリカ自然史博物館とウォーカー博物館に標本を移送して研究を始めます。
1878年、エドワード・コープによって、ペルム紀に生息したディメトロドン(Dimetrodon)属が記載されます。下位分類として3種が報告されています。 "Dimetrodon incisivus"、"Dimetrodon rectiformis"および"Dimetrodon gigas"です。

のち(1940年)に、1877年エドワード・コープによって記載された別属Clepsydropsが、実はディメトロドンの1種"D.limbatus"であったことがわかっています。


ディメトロドンの切手・化石

ディメトロドンの切手


ディメトロドンの基本データ

学名(属名) Dimetrodon
分類 盤竜目・スフェナコドン科
体長(大きさ) 1.7 - 3.5m
食性 肉食
生息時期 ペルム紀前期
下分類・種名 Dimetrodon angelensis
Dimetrodon booneorum
Dimetrodon giganhomogenes
Dimetrodon grandis
Dimetrodon limbatus
Dimetrodon loomisi
Dimetrodon macrospondylus
Dimetrodon milleri
Dimetrodon natalis
Dimetrodon occidentalis
Dimetrodon teutonis
論文記載年 1878
属名の記載論文 Descriptions of extinct Batrachia and Reptilia from the Permian formation of Texas.
Proceedings of the American Philosophical Society. 17.
by Cope, E.D. 1878.

 
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