エダフォサウルス

Edaphosaurus


イントロダクション

エダフォサウルスの切手

エダフォサウルスは、地球上で初めての植物食の有羊膜類(胚卵に羊膜を持つ四足歩行の動物)とされています。


特徴

エダフォサウルスの切手

エダフォサウルスは、原始的な単弓類(かつては、哺乳類的爬虫類とも呼ばれていました)のひとつです。 石炭紀前期(約3億2500万年前)~ペルム紀後期(約2億5600万年前)に生息していました。北米、グリーンランド、東ヨーロッパから化石が見つかっています。

エダフォサウルスの帆

エダフォサウルスの帆には、横方向にも細かい突起を確認することができます。

エダフォサウルスの背中から伸びた帆は、脊椎の突起が伸びたものです。高さ70-80cmに及びました。 かつて、体温調節のための器官だったと考えられていました。2011年帆の部分には血管が通っていなかったことが明らかになり、現在では体温調節機能について疑問視されています。 (ペルム紀前期に生息していた肉食のディメトロドンも同じような帆を持ちますが、ディメトロドンの帆には血管が通っていました。エダフォサウルスとディメトロドンでは、大きな帆の役割は異なっていたようです。)

エダフォサウルスの帆はどのような機能をもっていたのでしょう。エダフォサウルスの帆の突起には、横方向にも骨質の細かい突起が存在します。 横突起の配列は個体ごとに異なり規則性がないことから、個体を識別するために帆が発達したものと考えられています。

エダフォサウルス(Edaphosaurus)の全身骨格化石

エダフォサウルスの全身骨格化石(2016年撮影)


エダフォサウルス研究初期にみる背中の帆とは

1880年代アメリカの古生物学者エドワード・コープ(Edward Drinker Cope)によって研究されました。 エダフォサウルスの名を論文に記載した1882年にはまだ、背中の帆については知られていませんでした。 1886年、エドワード・コープはディメトロドンに似た(けれども、横突起のあるところが異なる)帆について触れ、水域で推進力を得るための器官と考えました。

1905年、古生物学者Jaekel, O. M. J.はドイツの学術誌"Zeitschrift der Deutschen Geologischen Gesellschaft. 57"に 「エダフォサウルスの背中の帆を防具」とする論文を掲載しています。


エダフォサウルスの切手・化石

エダフォサウルスの切手


エダフォサウルスの基本データ

学名(属名) Edaphosaurus
分類 盤竜目・エダフォサウルス科
体長(大きさ) 3.0 - 3.5m
食性 植物食
生息時期 石炭紀前期 - ペルム紀前期
(約3億2300万年 - 2億5600万年前)
下分類・種名 Edaphosaurus cruciger
Edaphosaurus pogonias
Edaphosaurus novomexicanus
Edaphosaurus boanerges
Edaphosaurus colohistion
論文記載年 1882
属名の記載論文 Third contribution to the History of the Vertebrata of the Permian Formation of Texas.
Proceedings of the American Philosophical Society. 20.
by Cope, E.D. 1882.

 
Copyright dino-tail.com & 恐竜のしっぽ.jp by S.Kanazawa, All Rights Reserved.
恐竜のしっぽサイトロゴ