ワリセロプス(三葉虫)

Walliserops


特徴

ワリセロプス・トリフルカトゥス(ロングフォーク)の化石

ワリセロプス・トリフルカトゥス(ロングフォーク)-Walliserops trifurcatus
モロッコ産
マイクレクション

ワリセロプス(Walliserops)属は、頭部先にあるフォーク状の三叉突起が特徴的な三葉虫です。

頭部先にある突起の長さによって、通称"ロングフォーク"と呼ばれるワリセロプス・トリフルカトゥス(W.trifurcatus)、"ショートフォーク"と呼ばれるワリセロプス・トリデンス(W.tridens)、ワリセロプス・ハミィ(W.hammii)などの種がいます。これら3種ともに、モロッコ南部-デボン紀中期の地層から発見されています。

ワリセロプス・トリフルカトゥス(ロングフォーク)の化石

ワリセロプス・トリフルカトゥス(ロングフォーク) - Walliserops trifurcatus
モロッコ産
マイクレクション

特にロングフォーク - ワリセロプス・トリフルカトゥス(W.trifurcatus)は、三葉虫の中でトップクラスの人気を誇ります。


頭部先フォークの役割

ワリセロプス・トリフルカトゥスのフォーク

ワリセロプス・トリフルカトゥスの頭部先フォーク
モロッコ産
マイクレクション
三叉の突起が特徴的なワリセロプス

ワリセロプスの頭部先突起の機能について、海底の泥をすくって濾過した有機物を食べた-濾過食のための器官か、現生のカブトムシのような異性や縄張りを争うための道具だったとの説が提唱されていますが、よくわかっていません。

個人的には、「突起の長さの違い-ロングフォークとショートフォークは、雄雌の性差だったのは?」と想像力をかきたてられます。

ワリセロプスの複眼(Walliserops trifurcatus)

ワリセロプス・トリフルカトゥスの複眼
モロッコ産
マイクレクション


ワリセロプスの切手・化石

ワリセロプス・トリフルカトゥスの化石

ワリセロプス・トリフルカトゥス - Walliserops trifurcatus
「生命大躍進」展(2015年撮影)

ワリセロプス・トリフルカトゥス(ロングフォーク)の化石

ワリセロプス・トリフルカトゥス(ロングフォーク) - Walliserops trifurcatus
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ワリセロプスの基本データ

学名(属名) Walliserops
分類 三葉虫綱-ファコプス目-アカステ科
生息時期 デボン紀中期
下分類・種名 Walliserops trifurcatus
Walliserops hammii
Walliserops lindoei
Walliserops tridens
論文記載年 2001
模式種の記載論文 Les Trilobites Asteropyginae du Dévonien de l'Anti Atlas (Maroc).
Palaeontographica. Abteilung A (in French).
Pierre Morzadec. 2001.

 
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