アフロベナトル
Afrovenator
図鑑 / 恐竜のしっぽ
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アフロベナトルとは
学名(属名) | Afrovenator |
名前の意味 | アフリカの狩人 Afro(アフリカの)[ラテン語]-vēnātor(狩人)[ラテン語] |
分類 | 竜盤目・獣脚類(獣脚亜目・テタヌラ下目) |
全長 | 約8m |
食性 | 肉食 |
生息時期 | ジュラ紀中期(約1億6700万年前-1億6100万年前) |
下分類・種名 | Afrovenator abakensis |
論文記載年 | 1994 |
属名の記載論文 | Sereno, P.C., Wilson, J.A., Larsson, H.C.E., Dutheil, D.B., & Sues, H-D. 1994. "Early Cretaceous dinosaurs from the Sahara". |
特徴
アフロベナトルは、アフリカ・ニジェールで発見されたメガロサウルス科の獣脚類です。
西アフリカのニジェールにあるTiourarén Formationという地層から発見されました。 かつては、白亜紀前期(約1億3200万年前-1億2500万年前)の地層と考えられていましたが、 堆積物を再検証した結果、現在ではジュラ紀中期(約1億6700万年前-1億6100万年前)の地層と考えられてます。 アフロベナトルの標本化石は、1993年に発見された1体のみです(2017年時点)。
骨格はジュラ紀後期のアロサウルスに似ていますが、全体的に華奢です。
アロサウルスに比べて頭骨は細く、吻部(口の部分)も狭くなっています。ナイフのように薄く肉を切り裂くのに適した歯をもっていました。 後脚は、脛骨が大腿骨より短いことから、あまり俊敏には動けなかったようです。獲物を追いかけて・・・というよりは、待ち伏せが得意だったのかも知れません。