恐竜のしっぽ

2023年の恐竜ニュース

恐竜のしっぽ
2023-09-09
 

 

恐竜は多彩な鳴き声でコミュニケーションをとった

2023.02.18

福島県立博物館や北海道大などの研究チームは15日、世界で初めて恐竜の喉の化石を発見したと発表しました。

喉の化石には現存する鳥類と多くの類似点があり、恐竜も鳥のように多彩な鳴き声でコミュニケーションを取っていた可能性が高いと報告しています。

喉の化石は、2005年モンゴルで発掘されたよろい竜-ピナコサウルス。保存状態がよく全身の多くの化石が見つかっています。気管近くの骨について2018年から詳しい調査を進めており、今回"喉の化石"と結論づけたとのことです。

恐竜にかみつく哺乳類を発見

2023.07.21

中国とカナダの研究チームは、約1億2500万年前の地層から見つかった、恐竜にかみつくアナグマのような哺乳類についての研究結果を報告しました。

2匹の格闘シーンを捉えた化石は、中国北東部・遼寧省で2012年、白亜紀の火山灰層から発見されました。 この化石には、オウムのようなくちばしをもつ体長120cmの植物食恐竜プシッタコサウルス・ルジアトゥネンシスを押さえつけ、胸部に歯を食い込ませる哺乳類レペノマムス・ロブストゥス(全長47cm)の姿がはっきりと残されていました。
2匹の状態から、レペノマムスがプシッタコサウルスの死骸をあさっていたのではなく、攻撃していたと考えています。 哺乳類が死骸をあさる場合によく見られるかみ痕が、プシッタコサウルスにはありませんでした。 レペノマムスは、自身より2.5倍ほど大きなプシッタコサウルスを襲っていたのです。

国内11例目の新種恐竜-ティラノミムス・フクイエンシス

2023.09.09

福井県立恐竜博物館は9月8日、福井県勝山市北谷町の約1億2千万年前(白亜紀前期)の地層から見つかった恐竜の化石が、「ダチョウ型恐竜」と呼ばれるオルニトミモサウルス類の新属新種と認められ、学名が「ティラノミムス・フクイエンシス"Tyrannomimus fukuiensis"」に決まったと発表しました。

1998年に初めて指先の化石が産出し、2018年には28点の追加標本が得られ、2019年までに発見された化石は55点になりました。
ティラノミムスは頭蓋骨の部分的な骨格をホロタイプ標本として記載され、腸骨などを中心にティラノサウルス上科と類似した形態を示していることから、"ティラノサウルスもどき"の意味をもつ属名がつけられたとのことです。

全長約2m、体重約20kgと推定されています。

 

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