プシッタコサウルス ギャラリー

プシッタコサウルス ギャラリー

Psittacosaurus Gallery

アジアの白亜紀を象徴する原始的な角竜・プシッタコサウルス

このギャラリーでは、2008年・2013年・2014年に日本国内の特別展などで撮影されたプシッタコサウルスの化石や、2019年にドイツのゼンケンベルク自然史博物館で撮影された世界的に有名な全身骨格化石、および各国の恐竜切手を収録しています。白亜紀前期のアジア大陸に広く生息していたプシッタコサウルスは、後のトリケラトプスなどにつながる角竜類の祖先的なグループです。アジア各地の地層から数千体もの化石が発見されており、時代を特定する「示準化石」としても重要な役割を担っています。保存状態に優れた数々の標本写真と切手から、小型角竜のリアルな姿を観察することができます。

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  • 化石

    掲載している主な化石標本の見どころと観察ポイント

    驚異的な保存状態と骨格の特徴に注目してみてください。最大の見どころは、2019年にゼンケンベルク自然史博物館で撮影された「全身骨格化石」です。この標本は骨格だけでなく皮膚の輪郭や胃石、さらには尾の付け根から背中側に向かって立ち上がる「長い毛(剛毛)の痕跡」までが鮮明に残された奇跡的な化石で、恐竜の体色や生態を解明する決定的な手がかりとなりました。また、2008年撮影の「産状化石」からは、地層の中で関節が繋がったまま立体的に保存されるプシッタコサウルス特有の埋没状況がよく分かります。さらに2013年・2014年撮影の骨格化石では、名前の由来となった「オウムのようなくちばし」や横に張り出した頬の突起、成長とともに四足歩行から二足歩行へと変化した長い後ろ足のバランスを確認することができます。

    切手・イラスト

    切手デザインから楽しむプシッタコサウルス復元像の変遷

    「切手・イラスト」のコーナーでは、世界各国で発行されたプシッタコサウルスの切手を掲載しています。全長1〜2メートルほどの小柄な体格と愛らしいオウム状のくちばしを持つプシッタコサウルスは、アジアを代表する恐竜として多くの切手に描かれてきました。発行された年代や国ごとの切手を見比べると、かつて主流だった「全身がウロコに覆われ、尾に飾りのない素朴な姿」から、近年の化石発見を反映した「尾の上にヤマアラシのような長い剛毛(トゲ状の毛)を並べてディスプレイする姿」へと表現が進化していることが分かります。二足歩行と四足歩行のポージングの違いも含め、切手の中に描かれた学説の歩みをぜひお楽しみください。