恐竜のしっぽ

2013年の恐竜ニュース

恐竜のしっぽ
2013-12-14
 

 

角竜「ケラトプス科」の歯を発見-国内初-

2013-02-23

鹿児島県薩摩川内市・下甑島の白亜紀後期(約8000万年前)の地層から、角竜-ケラトプス科の化石が発見されていたことがわかりました。 「2011年11月の発掘調査で発見された」とのことです。

角竜の発見としては2009年の兵庫県に続き国内2例目となりますが、角竜の中でも発達した角をもつ「ケラトプス科」としては初めての発見となります。

今回見つかったのは、長さ12.1ミリ、高さ8.6ミリ、厚さ3.7ミリの歯根の一部。
1本の歯に2つの歯根があること、その形状から、「ケラトプス科」と判明しました。

 

アジアで見つかる角竜はプシッタコサウルスやプロトケラトプスなど「角のない」属が多く、角が発達した「ケラトプス科」が発見されるのは珍しいことです。

プロトケラトプス科の頭骨
※角はありません。
ケラトプス科の頭骨
※発達した角があります。

石頭竜の新種発見 カナダ-

2013-05-11

カナダ・アルバータ州の白亜紀後期(約8500万年前)の地層から、分厚い頭蓋骨を持つ新種の恐竜が発見されました。
カナダ・ロイヤルオンタリオ博物館などの研究チームが、5月7日付で発表しました。

体長約1.8メートル。体重40kgと推定されています。
小型の植物食恐竜ながら、頭蓋骨の頭頂部分は厚さが10cm以上あります。

パキケファロサウルスと同じ、鳥盤目-周飾頭類(周飾頭亜類)-堅頭竜下目(石頭竜)に分類され、Acrotholus(ギリシャ語で「高いドーム」の意味)と名付けられました。

親子?トリケラトプス3頭発見 アメリカ

2013-06-08

アメリカ・ワイオミング州の白亜紀後期(約6700万年前)の地層、同じ場所から、3頭のトリケラトプスの化石が発見されました。 農業従事者が発見し、通報を受けた古生物学者ピーター・ラーソン(Peter Larson)とブラックヒルズ研究所のチームが発掘作業にあたりました。
複数個体のトリケラトプスの化石が同時に見つかることは、これまでなかったそうです。

3頭の内もっとも大きな1頭の脚には、「肉食恐竜のもの」と考えられる歯跡が残っていました。
同時期に生息していたティラノサウルスなどの餌食になったと考えられています。
2頭目の体は少し小さく、3頭目は半分程度の大きさでした。
親子だった可能性もありますが、はっきりしたことは分かりません。

エドモントサウルスの頭に"とさか"

2013-12-14

「エドモントサウルス類の頭には、にわとりのような"とさか"があった」と オーストラリア・ニューイングランド大学の研究チームが発表しました。

カナダ西部の白亜紀後期の地層から発見されたエドモントサウルスの頭骨化石に、ミイラ化した軟組織が残っており、長さ33cmほどの"とさか"であったことがわかりました。

"とさか"の役割はよくわかっていませんが、チームの研究者は「異性へのアピールや、強さ・大きさの誇示のためだった可能性がある」とコメントしています。 数年後の恐竜図鑑には、”とさか”をもつエドモントサウルスの姿が描かれているかも知れません。

 

関連ページ

エドモントサウルス - 図鑑
トリケラトプス - 図鑑

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