マメンチサウルス

Mamenchisaurus

マメンチサウルス化石


イントロダクション

マメンチサウルスの全身骨格化石

全身骨格化石(2015年撮影)

マメンチサウルスの全身骨格化石を観ると、その首の長さに驚かされます。
全長の半分を首が占めているのです。


特徴

マメンチサウルスの特徴は、極端に長い首です。全長35mの身体に対して、首の長さが16.9mにもなります。
また、アジア最大級の恐竜の一つです。

竜脚類の頸椎(首の骨)は15個以下であることが多いのですが、マメンチサウルスは近縁のチュアンジェサウルス(同じ中国に分布していました)とともに19個あります。
中国ジュラ紀後期に生息した竜脚類の首が他地域のものよりも長かった理由はわかっていません。 竜脚類の首には冷却の役割もあったようですが当時の中国が他地域より暑かった記録はなく、その明確な要因は不明のままです。

マメンチサウルスの全身骨格化石

全身骨格化石(2009年撮影)

マメンチサウルスの切手

頸椎の構造から、首を上へ持ち上げるのには向いていなかったことがわかっています。 高い位置の枝葉を食べるよりも、長い首を左右に動かすことによって広い範囲の植物を食べているのに適していたようです。


発見

マメンチサウルスの全身骨格化石

全身骨格化石(2015年撮影)

マメンチサウルスが初めて発見されたのは、1952年の中国四川省で行われていた高速道路工事の現場でした。 1954年、中国の古脊椎動物学者だった杨钟健(Chung Chien Young)によって論文記載され、それ以降5つ以上の種がマメンチサウルス属として記載されています。

1996年には、頭骨を含むほぼ全身がつながった状態で骨格化石が発見されました。
また、マメンチサウルスの皮膚印象化石も見つかっており、竜脚類の皮膚を知る重要な手がかりとなっています。


マメンチサウルスの基本データ

学名(属名) Mamenchisaurus
名前の意味 馬門渓(中国・四川省の地名)のトカゲ
Mamenxi(馬門渓)[地名]-saurus(トカゲ)[ギリシャ語]
分類(分岐分類) 竜盤目・竜脚形類 (竜脚形亜目・竜脚下目)
体長(大きさ) 約22 - 35m
食性 草食
生息時期 ジュラ紀後期
下分類・種名 Mamenchisaurus anyuensis
Mamenchisaurus constructus
Mamenchisaurus fuxiensis
Mamenchisaurus hochuanensis
Mamenchisaurus sinocanadorum
論文記載年 1954
属名の記載論文 On a new sauropod from Yiping, Szechuan, China.
by 杨钟健(Chung Chien Young). 1954.

 
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