グアンロン

Guanlong

グアンロン化石

グアンロンの基本データ

学名(属名) Guanlong
名前の意味 冠の竜
Guan(冠)[中国語]-long(竜)[中国語]
分類(分岐分類) 竜盤目・獣脚類 (獣脚亜目・テヌタラ類)
体長(大きさ) 約3m
食性 肉食
生息時期 ジュラ紀後期
下分類・種名 Guanlong wucaii
論文記載年 2006


特徴

グアンロンの頭骨化石

頭骨化石(2012年撮影)

グアンロンの頭部には、とさかのような冠があります。 グアンロンの頭部にあるとさかは薄くもろいため、武器や防具といった役割はなく、 個体を見分けるための目印や、異性をひきつけるためのディスプレイだったと考えられています。

中国で発見されたジュラ紀後期の獣脚類ですが、北米の暴君ティラノサウルスの直系祖先と推定されています。

グアンロンの全身骨格化石

全身骨格化石(2012年撮影)


最古のティラノサウルス類

グアンロンは、中国のジュラ紀後期(約1億6000万年前)の地層から発見されました。 2017年時点で見つかっている中では、最古のティラノサウルス類(科)です。

グアンロンの産状化石

グアンロンの産状化石(2009年撮影)
ここには、2体のグアンロンが埋まっていました。

多くのティラノサウルス類(科)は前脚が短く 指が2本となる傾向が見られますが、グアンロンは長い前脚と3本の指をもっていました。 小さいながらも骨格と歯、鋭い爪には、暴君ティラノサウルスの特徴を備えています。身体は小さいながらも、凶暴な恐竜だったようです。

ディロン(1億3000万年前の中国)、ラプトレックス(1億2500万年前の中国)なども含め、初期のティラノサウルス類(科)はアジアで進化して、やがて北米に拡散していったことがうかがえます。

グアンロンの産状化石

グアンロンの産状化石(2009年撮影)

 
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