Galería de Brachiosaurus

ブラキオサウルス ギャラリー

Brachiosaurus Gallery

天高くそびえるジュラ紀の巨竜・ブラキオサウルスの標本と切手

このギャラリーでは、国内外の恐竜博や博物館で撮影されたブラキオサウルスの骨格化石および世界の恐竜切手を収録しています。ジュラ紀後期の北米に生息していたブラキオサウルスは、数ある竜脚類(カミナリ竜)の中でも「後ろ足より前足が長い」という特異な体型で知られる巨大植物食恐竜です。実は北米産の本来のブラキオサウルスは化石の発見例が極めて少なく、長年展示のモデルとされてきたアフリカ産の近縁種(ギラファティタン)との比較を含め、骨格写真や切手を見比べることで研究の歴史を視覚的に辿ることができます。

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  • 化石

    掲載している骨格化石の見どころと観察ポイント

    化石の写真を観察する際は、学名の由来である「腕のトカゲ」の名が示す通りのユニークなプロポーションに注目してみてください。ディプロドクスやアパトサウルスなどの一般的な竜脚類が水平に近い背中をしているのに対し、ブラキオサウルスは2メートルを超える長大な上腕骨(前脚)を持ち、肩から腰にかけて背中がキリンのように大きく傾斜しています。この構造によって、頭部を地上9〜13メートルもの高さに掲げることができました。また、長い首の先端にある小さな頭骨を見上げると、頭頂部に向かって大きく盛り上がった「鼻腔のアーチ」や、高木の葉を食いちぎるために並んだスプーン状の歯が確認できます。さらに、胴体が長く胸郭(あばら)が深い北米産本来のどっしりとした骨格バランスも重要な観察ポイントです。

    切手・イラスト

    切手デザインから読み解く「水中生活説」と首の姿勢の変遷

    世界各国で発行されたブラキオサウルスの切手は、古生物学における「学説の劇的な変化」を今に伝える非常に興味深い資料です。古い時代に発行された切手を観察すると、湖や沼の深い水中に全身を沈め、頭頂部の鼻の穴だけを水面から出して呼吸する姿が多く描かれています。これはかつて、数十トンの巨体を浮力で支えていたとする「水中生活説」が信じられていたためですが、現在では水圧で肺が圧迫されることから否定され、陸上で生活していたことが判明しています。また、長い首の角度についても、昔の切手に見られる「キリンのように垂直に高く持ち上げた姿勢」から、近年の力学研究に基づく「斜め60〜70度前方に伸ばした自然な姿勢」へと変化しており、切手を通して復元像の歴史を楽しむことができます。