プラテオサウルス

Plateosaurus

プラテオサウルス化石


イントロダクション

プラテオサウルスの全身骨格化石

全身骨格化石(2017年撮影)

プラテオサウルスは、原始的な竜脚形類です。
全長は8mとジュラ紀以降の竜脚類に比べると小型ですが、三畳紀後期の陸棲動物としては驚異的な大きさでした。


特徴

プラテオサウルスは恐竜時代初期-三畳紀後期に生息した原始的な竜脚形類です。古竜脚類に分類されています。
ボテッとして胴体に長い首が特徴的です。前足の第一指には、大きなかぎ爪がついていました。 かぎ爪は、高い位置にある木の枝を掴むのに使われたり、土を掘って木の根を採取するのに使われた可能性があります。

プラテオサウルスの全身骨格化石

全身骨格(2004年撮影)

鼻腔が大きく、臭いに対して敏感だったことがうかがえます。

ヨーロッパの広い範囲 - ドイツ、フランス、スイスなどで多く発見されています。三畳紀後期には繁栄した属(種)であることがわかっています。

プラテオサウルスの頭骨化石

プラテオサウルスの頭骨化石(2015年撮影)

プラテオサウルスの切手

プラテオサウルスの切手


2足歩行の竜脚形類

プラテオサウルスの全身骨格化石

プラテオサウルスの全身骨格化石(2017年撮影)
竜脚形類としては珍しく、2足歩行ができたようです

プラテオサウルスは、基本的には2足歩行でしたが4本足でも歩きました。
また多くの竜脚形類には後足の指が5本ありますが、プラテオサウルスの後足には4本の指しかありません。

プラテオサウルスの切手

プラテオサウルスの切手


"恐竜"以前の属名記載

プラテオサウルスの記載論文抜粋(1837年)

プラテオサウルスの記載論文抜粋(1837年)
出典:Mitteilung an Prof. Bronn (Plateosaurus engelhardti.
Neues Jahrbuch für Geologie und Paläontologie (in German). 1837: 316.
by Hermann von Meyer. 1837.

1834年、医師だったJohann Friedrich Engelhardtは、ドイツ・バイエルン州ニュルンベルク近郊で脊椎骨と脚骨を発見します。 3年後の1837年、ドイツの古生物学者ヘルマン・フォン・マイヤー(Hermann von Meyer)は新属プラテオサウルス(Plateosaurus)と命名します。 それ以降、ヨーロッパ全土のいろんな場所ドイツ、スイス、フランスなどで100を超える標本が発見されています。

大英自然史博物館のリチャード・オーウェン(Richard Owen)が"恐竜類(Dinosauria)"を提唱したのが1842年、プラテオサウルスが記載された5年後のことでした。 当時リチャード・オーウェンが恐竜類と考えたのはイグアノドン、メガロサウルス、ヒラエオサウルスの3属です。1842年時点では、プラテオサウルスは恐竜とは考えられていなかったのです。


プラテオサウルスの切手・化石

プラテオサウルスの切手


プラテオサウルスの基本データ

学名(属名) Plateosaurus
名前の意味 平らなトカゲ
plateos(平らな、幅広の)[ギリシャ語]-saurus(トカゲ)[ギリシャ語]
分類(分岐分類) 竜盤目・竜脚形類 (竜脚形亜目・原竜脚下目)
全長 約8m
食性 草食
生息時期 三畳紀後期
下分類・種名 Plateosaurus engelhardti
Plateosaurus gracilis
論文記載年 1837
属名の記載論文 Mitteilung an Prof. Bronn (Plateosaurus engelhardti.
Neues Jahrbuch für Geologie und Paläontologie (in German). 1837: 316.
by Hermann von Meyer. 1837.

 
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