グアンロン(Guanlong)

基本データ

 

学名 (属名) Guanlong
名前の意味 冠の竜
分類 (分岐分類) 竜盤目・獣脚類  (獣脚亜目・テタヌラ下目)
体長 約3メートル
食性 肉食
生息時期 ジュラ紀後期

 

特徴

 

グアンロンの頭部には、とさかのような冠があります。

グアンロンの全身骨格化石

グアンロンの全身骨格化石(2012年撮影)

 

グアンロンのとさかは薄くもろいため、武器や防具といった役割はなく、 個体を見分けるための目印や、異性をひきつけるためのディスプレイだったと考えられています。

 

最古のティラノサウルス類

 

グアンロンは、中国のジュラ紀後期(約1億6000万年前)の地層から発見されました。
2013年時点で見つかっている中では、最古のティラノサウルス類(科)です。

グアンロンの産状化石

グアンロンの産状化石(2009年撮影)
ここには、2体のグアンロンが埋まっていました。

 

多くのティラノサウルス類(科)は前脚が短く 指が2本となる傾向が見られますが、グアンロンは長い前脚と3本の指をもっていました。
小さいながらも骨格と歯には、暴君ティラノサウルスの特徴を備えています。

ディロン(1億3000万年前の中国)、ラプトレックス(1億2500万年前の中国)なども含め、初期のティラノサウルス類(科)はアジアで進化して、やがて北米に拡散していったことがうかがえます。

グアンロンの部分骨格

グアンロンの部分骨格化石(2009年撮影)