タルボサウルス(Tarbosaurus)

基本データ

 

学名 (属名) Tarbosaurus
名前の意味 警告するトカゲ
分類 (分岐分類) 竜盤目・獣脚類  (獣脚亜目・テタヌラ下目)
体長 約9〜12メートル
食性 肉食
生息時期 白亜紀後期

 

特徴

 

モンゴルで見つかったタルボサウルスは、北米のティラノサウルスと近縁と考えられています。
「タルボサウルスを、ティラノサウルス属に含めるべき」と主張する学者もいます。
白亜紀後期のアジア地域の王者でした。

タルボサウルスの頭骨

タルボサウルスの頭骨(2009年撮影)

タルボサウルスの切手1

タルボサウルスの切手

 

前足はティラノサウルスよりも更に短く、2本の指を持っていました。
鋭い歯は最大18cmあります。
口の周りにあいた小さな穴は、神経や血管が通っていた跡と考えられています。

タルボサウルスの全身骨格

タルボサウルスの全身骨格(2005年撮影)

 

タルボサウルスの切手2

タルボサウルスの切手

 

幼体と成体の頭骨を比較する

 

タルボサウルス幼体と成体の頭骨比較

タルボサウルス幼体と成体の頭骨比較

 

タルボサウルスの幼体(子ども)と成体(大人)の頭骨化石を比べてみましょう。

  1. 幼体では低かった上顎骨が、大人になると高く盛り上がる。
  2. 頭頂部の突起が、大人になると高くなる。

 

タルボサウルス(恐竜)幼体の産状化石

タルボサウルス幼体の産状化石(2013年撮影)

華奢な幼体から、大きくなるにつれて力強い頭骨に変化していきます。
噛む力も成長に伴って強くなっていったのでしょう。

 

オークション・密輸騒ぎ

 

2012年6月、ニューヨークで開催されたオークションに「ティラノサウルス・バタール(Tyrannosaurus bataar)」として出品されたタルボサウルスの全身骨格は、105万ドル(約8300万円)で落札されました。全長7メートル31センチのほぼ完全な骨格化石です。
しかし、「虚偽の申告をしてモンゴルから英国経由で密輸されたものだ」として、ニューヨークの検察当局・米移民税関捜査局が化石を差し押さえました。

オークションと密輸騒ぎで有名になったタルボサウルス・バタールは、2013年5月、モンゴルに返還されました。

タルボサウルスの全身骨格

タルボサウルスの全身骨格化石(2013年撮影)

 

タルボサウルスの切手4

タルボサウルスの切手

タルボサウルスの切手3

タルボサウルスの切手

タルボサウルスの切手5

タルボサウルスの切手