アルバートサウルス
Albertosaurus
図鑑 / 恐竜のしっぽ
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イントロダクション
アルバートサウルスは、ティラノサウルスと近縁の恐竜です。 アルベルトサウルスとも呼ばれています。
発見地であるカナダのアルバータ州から命名されました。
アルバートサウルスとは
学名(属名) | Albertosaurus |
名前の意味 | アルバータ(カナダの州名)のトカゲ Alberta(アルバータ州の)[地名]-saurus(トカゲ)[ギリシャ語] |
分類 | 竜盤目・獣脚類(獣脚亜目・テタヌラ類) |
全長 | 約8m |
食性 | 肉食 |
生息時期 | 白亜紀後期 |
下分類・種名 | Albertosaurus sarcophagus Albertosaurus arctunguis |
論文記載年 | 1905 |
属名の記載論文 | Tyrannosaurus and other Cretaceous carnivorous dinosaurs. Bulletin of the AMNH ; article 14.by Osborn,1905. |
特徴
アルバートサウルスの歯はより屈曲しており、ティラノサウルスに比べると華奢ですが大きな頭をしていました。 また、推定では最高40km/h、脚が長く ティラノサウルスよりも速く走れたことを示唆しています。
全長2メートルの子供から10メートルの成体まで26体の化石が一箇所から発掘されていることから、群れで生活していた可能性も提唱されています。
それぞれの死亡推定年齢は、骨の断面に残された成長線から推定することができます。骨組織学をつかって、
カナダ・アルバータ州レッドディア川沿いのDry Island bonebedで発見された複数個体から アルバートサウルスの成長速度についても考察されています。
2歳時の全長2メートル体重約50キログラムだったのに対して、28歳では全長10メートル体重約1300キログラムに及びます。
成長期は12-16歳で年間120キログラムずつ増え、18-19歳で成体となりそれ以降 体重の増加は鈍くなりました。