ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)

Velociraptor

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)化石


イントロダクション

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)の全身骨格化石

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)の全身骨格化石(2009年撮影)

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)を有名にしたのは、1993年に公開された米映画「ジュラシック・パーク」でした。
獰猛(どうもう)な「ラプター」と呼ばれた恐竜は、ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)がモデルとなっています。群れで襲いかかるシーンはドキドキしました。


特徴

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)のアゴは細く、その構造から大きく開けることが出来たようです。

骨は軽量になっており、速く動くことができたと考えられています。推定では、時速60kmで走ることが可能だったとの試算があります。

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)後足の爪

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)後足の爪(2014年撮影)

ドロマエオサウルス科の特徴でもある後足の大きな鉤爪(カギ爪)が特徴的です。獲物を仕留める際の武器となりました。
また、眼球の収まるくぼみとそこにある強膜輪(輪状の骨)の大きさから、夜でも動き回れた「夜行性である」説も提唱されています。

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)の頭骨

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)の頭骨化石(2004年撮影)

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)切手

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)切手

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)と近縁の恐竜では羽毛の跡が見つかっているものもあります。 ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)自身も羽毛を持っていた可能性があります。


ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)とプロトケラトプスの格闘化石

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)には面白い化石も発見されています。1971年に中央アジア・ゴビ砂漠で発掘された"格闘化石"と呼ばれる標本です。 前脚をプロトケラトプスに噛まれた状態で保存されていました。 ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)の後脚は、プロトケラトプスのお腹を蹴っています。

このような状態で化石化した経緯はわかりませんが、どのような状況でこのような化石になったのか想像力をかき立てられる興味深い標本となっています。
原標本はアメリカ自然史博物館所蔵(所有権はモンゴル政府に帰属)となっていますが、日本国内では群馬県・神流町恐竜センターでレプリカ標本を観ることができます(2017年時点)。

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)とプロトケラトプスの格闘化石

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)とプロトケラトプスの格闘化石(2014年撮影)


ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)の切手・化石

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)切手

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)切手

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)切手

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)切手

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)とプロトケラトプスの格闘化石

ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)とプロトケラトプスの格闘化石(2011年撮影)


ベロキラプトル(ヴェロキラプトル)の基本データ

学名(属名) Velociraptor
名前の意味 すばやい泥棒
分類(分岐分類) 竜盤目・獣脚類(獣脚亜目・テタヌラ下目)
全長 約2m
食性 肉食
生息時期 白亜紀後期
下分類・種名 Velociraptor mongoliensis
Velociraptor osmolskae
論文記載年 1924

 
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