ステゴサウルス

Stegosaurus

ステゴサウルス化石


イントロダクション

ステゴサウルスの全身骨格化石

ステゴサウルスの全身骨格化石(2004年撮影)

ステゴサウルスは、背中に並ぶ板状の骨によってよく知られた恐竜です。

日本のヒーロー"ゴジラ"の背中に生えたヒレは、ステゴサウルスの背板がモチーフになっています。
また、2012年福井県立恐竜博物館の協力により、ポンキッキシリーズで活躍した"ガチャピン"の祖先は <鳥盤目-装盾亜目-剣竜下目>と推定されています。


特徴

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの最大の特徴は、"背中に並ぶ板状の骨"と"尾先に並ぶ4本のスパイク"です。

ステゴサウルスの背中の板には多数の細かい溝の跡があります。
この溝には血管が通って、背中の板は体温を調節する機能を果たしていたと考える説が有力です。 また興奮した時には血流が変化し、硬さや色を変化させることもできたかも知れません。威嚇や求愛に使われた可能性もあります。(*1)
背板は防御に役立つことはなかったようです。アロサウルスを初めとする当時同地域に生息していた肉食恐竜の歯や爪を退けるほど強い構造ではありませんでした。

また、成体になって身体の成長が止まった後も、背中の板は大きくなり続けていたことがわかっています。

ステゴサウルスの尾のスパイク

ステゴサウルスの尾のスパイク(2004年撮影)

尾の先には、60cmにもなる2対4本のスパイクがあります。肉食恐竜から身を守るための武器であったと考えられます。

ステゴサウルスのスパイクは、子どものころにはスポンジ状でもろい構造をしていましたが、大人になるにつれて堅く緻密質な構造に変化していったことがわかっています。

ステゴサウルスの全身骨格化石

ステゴサウルスの全身骨格化石(2009年撮影)

ステゴサウルスの喉元

ステゴサウルスの喉元(2005年撮影)

首の喉部分には細かい骨が並んでいます。弱い部分を守る防具の役目を果たしたのでしょう。

ステゴサウルスの切手

(*1)
2005年、背中の大きな板に関する新説が唱えられました。
アメリカ・カリフォルニア大学等の研究チームは「ステゴサウルスの背中の板は、体温調節の機能などは持たず、仲間を見分けるために使われたのではないか」とする説を提唱しています。


第2の脳を持つ説

ステゴサウルスには、脊髄が通っている背中に大きな空洞があります。

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの切手

一時期、その部分に「第2の脳」を持つ説がありました。
頭部の脳があまりにも小さく(クルミの大きさ程度)、「大きな身体を制御するために、別の場所にも脳があるのでは?」と考えたからです。

現在では「第2の脳」説は否定され、背中の大きな空洞は「神経に栄養を送るためのグリコーゲン体が入っていた場所」と考えられています。

ステゴサウルスの全身骨格化石

ステゴサウルスの全身骨格化石(2017年撮影)


ステゴサウルスの切手・化石

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの切手

ステゴサウルスの骨格化石

ステゴサウルスの骨格化石(2005年撮影)
前は、エウオプロケファルスのしっぽ


ステゴサウルスの基本データ

学名(属名) Stegosaurus
名前の意味 屋根にあるトカゲ
分類(分岐分類) 鳥盤目・装盾類 (装盾亜目・剣竜下目)
体長 約7m
食性 草食
生息時期 ジュラ紀後期
下分類・種名 Stegosaurus stenops
Stegosaurus ungratus
Stegosaurus homheni
論文記載年 1887

 
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