恐竜クイズ

恐竜の研究が始まったのは1820年代
恐竜のクイズ5問

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メガロサウルス

オックスフォード大学地質学教授 兼 キリスト教会の学長だったウィリアム・バックランド(William Buckland)は、 ストーンズフィールド石灰岩採石場で発掘された肉食動物の下顎化石を、ロンドン地質学会で"メガロサウルス"として命名して発表します。 1824年のことでした。初めて恐竜の属名が記載された瞬間です。

メガロサウルスが記載された1年後、1825年 イグアノドンが論文に記載されています。

メガロサウルス(恐竜-図鑑)

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リチャード・オーウェン(Sir Richard Owen)

イギリスの比較解剖学者、生物学者(当時、王立外科医師会の教授)だったリチャード・オーウェン(Sir Richard Owen)は、 中生代に生息していた大きな爬虫類(メガロサウルス(1824)、イグアノドン(1825)、ヒラエオサウルス(1832))を総括する呼称として、 1842年 ラテン語で「恐ろしいトカゲ類」を意味する"Dinosauria(恐竜類)"を提唱しました。

恐竜発見・研究史

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イグアノドン

イギリス・サセックス州の田舎医者だったギデオン・マンテル(Gideon Algernon Mantell)は、 1822年頃に採取した化石のなかに「よくわからない歯の化石(既知の生物では同定できない化石)」が混ざっていることに気がつきます。

独自に観察・研究を続けて、1825年爬虫類イグアナの歯に似ていた化石に「イグアナの歯」を意味する"イグアノドン"と名づけて記載します。

イグアノドン(恐竜-図鑑)

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Archaeopteryx

ドイツ・バイエルン州ゾルンホーフェン近郊のジュラ紀後期(約1億5100万年~1億4100万年前)の地層から発見されています。

恐竜と鳥類 両方の特徴をあわせもつアーケオプテリクスは始祖鳥とも呼ばれ、初期の鳥類と考えられています。 初期の鳥類ではありますが、現生鳥類 直接の祖先ではないと考えられています。

アーケオプテリクス | 始祖鳥(恐竜-図鑑)

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コンプソグナトゥス

ドイツのバイエルン州Painten Formationの石灰岩堆積物から、全長89cmのほぼ完全な全身骨格が発見されました。 古細菌学者・動物学者であったヨハン・ワグナー(Johann A. Wagner)は、1859年新属新種としてコンプソグナトゥス・ロンギペス(Compsognathus longipes)と名づけます。

アロサウルスは1877年、ブラキオサウルスは1903年、エオラプトルは1993年に、それぞれ記載されました。

コンプソグナトゥス(恐竜-図鑑)

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