マイアサウラ(Maiasaura)

基本データ

 

学名 (属名) Maiasaura
名前の意味 良い母トカゲ
分類 (分岐分類) 鳥盤目・鳥脚類  (鳥脚亜目・ハドロサウルス科)
体長 約8〜9メートル
食性 草食
生息時期 白亜紀後期

 

特徴

 

マイアサウラは初めて、子育てをした可能性を示唆した恐竜です。
そのため、「良い母トカゲ」と命名されました。

マイアサウラの全身骨格化石

マイアサウラの全身骨格化石(2012年撮影)

 

直経50cmほどのクレーターとなった巣の中に、20〜25個の卵が見つかっています。
マイアサウラの成体は3トンを超える巨体のため親が抱卵したとは考えにくく、葉を被せてその発酵熱で温めていたと推測されています。

マイアサウラの骨格化石切手

マイアサウラの骨格化石切手

体長1m未満(子供)のマイアサウラの化石を調べると、歩けるほどには脚が発達していませんでした。歯は既に摩耗していることから、巣の中にいてもエサを食べることができたことを示しています。
マイアサウラの親はアヒルのような口で葉をむしり取り、子供のためにエサを運んだのではないか、と考えられます。

 

マイアサウラの成長

 

マイアサウラは様々な成長段階の化石が見つかっています。そのため、成長段階に応じた体長が把握されています。

卵からかえったばかりのマイアサウラは50cmに満たない体長でした。生後1〜2ヶ月は巣の中で過ごし、1歳のときには体長3mを超えました。
そのころから成長速度は鈍くなり、生後7〜8年で成体(大人)となりました。大人になったマイアサウラは8〜9mに達しました。