デイノニクス

Deinonychus

デイノニクスの化石


イントロダクション

デイノニクスの全身骨格化石

デイノニクスの全身骨格化石(2016年撮影)

デイノニクスを有名にしているのは、"恐竜温血説"を展開するきっかけになったことです。
脳の大きさや骨格の仕組み等から活発に動き廻ったと考えられました。


特徴

デイノニクスの発見が、それまでの恐竜への考えを変えました。

恐竜の中でも大きな脳を持ち、知能が高かったと考えられています。
大型草食恐竜の化石に混じって、多くの個体化石が同時に発見されることから、「集団で行動して 群れで俊敏に行動し獲物となる大型草食恐竜を襲っていた」と推測されています。

デイノニクス後足のかぎ爪

デイノニクス後足のかぎ爪(2016年撮影)
第2肢の爪は、獲物を捕らえる際の武器

後足第2指の大きな爪(長さが15cmくらい)は前後の動く範囲が広く、歩行時には地面に付けないよう上げていました。 歩行を助けるための指ではなく、獲物を捕らえる際の武器でした。


恐竜温血説の始まり

デイノニクスの切手

デイノニクスの切手

デイノニクスを有名にしているのは、"恐竜温血説"を展開するきっかけになったことです。
1964年に発見されたデイノニクスは、脳の大きさや骨格の仕組み等から活発に動き廻ったと考えられました。

発見者であった古生物学者 ジョン・オストロムは、「体長2.5-4メートル、体重50-70kgの動物が活発に動き回るには、 現生の爬虫類のような外温性・変温動物では不可能だ」と考えたのです。
これが"恐竜温血説"のきっかけとなりました。

長い間、恐竜の温血・恒温性を示す物理的な証拠が出てきませんでしたが、最近では「羽毛を持つ恐竜」の発見や 鳥類との類似性を指摘する研究成果が相次いでおり 「一部の恐竜は温血・恒温性であったこと」は通説となっています。

最近では、デイノニクスの復元図でも羽毛が描かれることがあります。

デイノニクスの全身骨格化石

デイノニクスの全身骨格化石(2011年撮影)


デイノニクスの切手・化石

デイノニクスの切手

デイノニクスの切手

デイノニクスの切手

デイノニクスの切手


デイノニクスの基本データ

学名(属名) Deinonychus
名前の意味 恐ろしい爪
分類(分岐分類) 竜盤目・獣脚類(獣脚亜目・テタヌラ類)
体長 約2.5-4m
食性 肉食
生息時期 白亜紀前期
下分類・種名 Deinonychus antirrhopus
論文記載年 1969

 
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