ブロントサウルス復活!!アパトサウルスからの独立


ブロントサウルスとアパトサウルス

ブロントサウルスとアパトサウルスの混乱は、1903年にさかのぼります。
1877年にアパトサウルスと名付けられた恐竜と1879年に命名されたブロントサウルスの化石を、アメリカ・フィールド自然史博物館が再調査しました。 1903年、調査チームは「2つの属と考えられたアパトサウルスとブラキオサウルスは、同一属である」と結論づけたのです。 その結果、先に命名されていたアパトサウルスが有効名となり、ブロントサウルスの名前は無効となりました。

ブロントサウルスの切手

ブロントサウルスの切手

しかしその調査結果が一般に知られることは少なく、1970年代まで一般図書や図鑑などでは「ブロントサウルス」の名前を観ることができました。 さすがに、最近の図鑑ではブロントサウルスの名前をみることはなくなっています。


ブロントサウルス属の復活

2015年4月7日、ポルトガルのヌエバ・デ・リスボン大学がオンライン学術誌PeerJに「ディプロドクス科の進化について」論文を掲載しました。
研究結果によると、「かつてブロントサウルスとして発見された化石とアパトサウルスの間には、独立した属を構成するだけの違いが見つかった」ということです。 ブロントサウルスの骨格はアパトサウルスよりも華奢で、肩甲骨の一端が丸く膨張し、足首の骨が長いという特徴をもっているそうです。 ブロントサウルスとアパトサウルスは区別されるべきとの説を提唱しています。

 

もし今回の研究結果が受け入れられれば、約110年の時を経て「ブロントサウルス」の名前が正式な学名(属名)として復活する可能性があります。


出典元 - ナショナルジオグラフィック-ニュース

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