ミクロラプトル(Microraptor)

基本データ

 

学名 (属名) Microraptor
名前の意味 小さなドロボウ
分類 (分岐分類) 竜盤目・獣脚類  (獣脚亜目・テタヌラ下目)
体長 約80センチメートル
食性 肉食
生息時期 白亜紀前期

 

特徴

 

ミクロラプトルは、鳥類に近いドロマエオサウルス科の恐竜です。大きさはカラス程度しかありません。
ミクロラプトルの最大の特徴は、4肢すべてに飛ぶための羽毛・羽根を持っていることです。

ミクロラプトル・グイの全身骨格

ミクロラプトル・グイの全身骨格(2004年撮影)

 

この翼を使って、ムササビのように木の上から滑空したのか、現生のスズメや鳩のように地上からはばたき飛んだのかは分かっていませんが、
胸骨が大きく、力強く翼を動かせたことは推測できます。

ミクロラプトル・グイの切手1

ミクロラプトル・グイの切手

爪は鋭く湾曲していて、枝をつかみやすい形状に変化したものだと考えられています。
論争に決着していませんが、樹上で生活をした可能性もあります。

 

後脚の翼

 

現生の鳥の多くは、前脚に翼をもっていますが後脚に翼はありません。
ミクロラプトルは前脚だけでなく後脚にも飛行用の翼を持っていたのです。
物理的には、後脚の翼は浮き上がるための揚力よりも抵抗のほうが大きくなるため、その用途は謎でした。

2012年に「急旋回するために、後脚の翼が使われていた」とする説が発表されています。

ミクロラプトルの全身骨格

ミクロラプトルの全身骨格(2012年撮影)