ヒパクロサウルス(Hypacrosaurus)

基本データ

 

学名 (属名) Hypacrosaurus
名前の意味 最高に近いトカゲ
分類 (分岐分類) 鳥盤目・鳥脚類  (鳥脚亜目・ハドロサウルス科)
体長 約9メートル
食性 草食
生息時期 白亜紀後期

 

特徴

 

ヒパクロサウルスは、コリトサウルスに似た頭頂部に骨質の丸い空洞のふくらみと、背中の神経棘が特徴的な大型鳥脚類です。

ヒパクロサウルスの切手1

ヒパクロサウルスの切手

 

他の多くのカモノハシ竜同様 頭上の空洞には鼻孔がのびており、鳴き声を共鳴させたり仲間とコミュニケーションをとるための機能を果たしていたと考えられています。

ヒパクロサウルスの全身骨格化石

ヒパクロサウルスの全身骨格化石(2011年撮影)

 

 

ヒパクロサウルスの成長

 

ヒパクロサウルスの全身骨格化石

ヒパクロサウルスの全身骨格化石(2012年撮影)

[卵の状態]から[成体]に至るまで、様々な成長段階の化石が見つかっています。

ヒパクロサウルスの卵は、直径約20cmのほぼ球体になっています。その中には、伸ばすと体長60cmの胚が入っていました。
体長1.7mで孵化しますが、頭頂にはすでに骨の膨らみが確認できます。
2〜3歳で繁殖可能となり、約10歳で体長9メートルに達します。

 

ヒパクロサウルスの成長速度は大型肉食恐竜を上回るぺースでした。身体を早く大きくすることは、肉食恐竜に対抗する防御の役割も担ったと考えられています。