ディプロドクス

Diplodocus

ディプロドクス化石


イントロダクション

ディプロドクスの全身骨格化石

ディプロドクスの全身骨格化石(2006年撮影)

ディプロドクスは、有名な恐竜のひとつです。全長20-35m、体重25-30トン前後と推測されています。
その体長に比べて体重が軽いのは、細い身体と しっぽがムチのように長いためです。


特徴

ディプロドクスの切手

ディプロドクスの切手

強い筋肉によって振られたしっぽの先は、音速を超えるともいわれています。
ディプロドクスは音速のムチとなったしっぽを使って、肉食恐竜から身を守ったと考えられています。

また、同時に複数個体の足跡化石などが見つかっており、これらから群れで生活していた可能性を示唆しています。
頸椎(首の骨)は14個で、普段は水平か下向きに保たれていました。

ディプロドクス(当サイトオリジナル)

ディプロドクス(当サイトオリジナル)

ディプロドクスの全身骨格化石

ディプロドクスの全身骨格化石(2015年撮影)


歯の形と胃石

ディプロドクスの口では、鉛筆のように細い歯が前方にだけ並んでいました。口の中で硬い植物を磨り潰すことはできなかったようです。

ディプロドクス子供の頭骨化石

ディプロドクス子供の頭骨(2012年撮影)

口の中で硬い植物を磨り潰すことはできなかったようです。
他の多くの竜脚形類と同様、ディプロドクスの腹部からも磨耗した石が多く見つかります。 胃の中で飲み込んだ石(胃石)を動かして、大量に入ってくる植物を磨り潰して消化していました。

ディプロドクスの切手

ディプロドクスの切手

2013年、アメリカの研究チームは歯のエナメル質の下にある象牙質の成長線を調べて、 「ディプロドクスの歯は、35日周期で生え替わっていた」と結論づけています。

ディプロドクスの歯

ディプロドクスの歯(2015年撮影)

倒れたディプロドクスの全身骨格

倒れたディプロドクスの全身骨格(2009年撮影)


セイスモサウルス

1979年にアメリカで発見された大型竜脚形類は 新属/新種セイスモサウルス(Seismosaurus/hallorum)に分類されましたが、 2004年にディプロドクスと同一属である説が発表されています。

セイスモサウルスの切手(ディプロドクス)

セイスモサウルスの切手
SEISMOSAURUSと記載されていますが、ディプロドクスと同属とする説が有力です

 

セイスモサウルス(現在は、ディプロドクスと同属)は、2002年千葉・幕張で開催された「世界最大の恐竜博2002」(主催:朝日新聞社、NHK)のマスコットキャラクターにもなりました。


ディプロドクスの切手・化石

ディプロドクスの切手

ディプロドクスの切手

ディプロドクスの切手

ディプロドクスの切手


ディプロドクスの基本データ

学名(属名) Diplodocus
名前の意味 2つの梁(はり)
分類(分岐分類) 竜盤目・竜脚形類 (竜脚形亜目・竜脚下目)
体長 約25-35m
食性 草食
生息時期 ジュラ紀後期
下分類・種名 Diplodocus carnegii
Diplodocus hallorum
Diplodocus hayi
Diplodocus longus
論文記載年 1878

 
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