アーケオプテリクス(Archaeopteryx) | 始祖鳥

基本データ

 

学名 (属名) Archaeopteryx
名前の意味 古代の翼
分類 (分岐分類) 竜盤目・獣脚類  (獣脚亜目・テヌタラ類)
始祖鳥目
体長 約50センチメートル
食性 雑食
生息時期 ジュラ紀後期

 

特徴

 

恐竜と鳥類、両方の特徴を併せ持つアーケオプテリクスは始祖鳥とも呼ばれ、初期の鳥類と考えられています。鋭い歯を持ち、尾の先まで骨がのびています。

アーケオプテリクス(始祖鳥)の切手2

アーケオプテリクス(始祖鳥)の切手

 

飛ぶのに適した風切羽で前足を被い、翼を形づくっていました。
アーケオプテリクス(始祖鳥)が羽ばたいて飛べたのか、樹上などから滑空するのみだったのかは議論の的になっています。 アーケオプテリクス(始祖鳥)の肩関節は現生の鳥類に比べて動かせる範囲が狭く、胸骨が太く、竜骨突起がなかったことから、翼は高く上げることはできず、飛翔能力は高くなかったことを示しています。

アーケオプテリクス(始祖鳥)の全身骨格(2005年撮影)

アーケオプテリクス(始祖鳥)の全身骨格(2005年撮影)

 

2004年、アーケオプテリクス(始祖鳥)の頭蓋骨について調べられました。
脳は恐竜よりも大きく、視覚・聴覚が発達しており現生の鳥類に似た空間認識能力を備えていたそうです。

しかしながら近年の研究成果によると、初期の鳥類は複数系統の進化経路を辿っており、「アーケオプテリクス(始祖鳥)は現生鳥類の直接の祖先ではない」と考えられています。

アーケオプテリクス(始祖鳥)と現生鳥類の系統図

アーケオプテリクス(始祖鳥)と現生鳥類の系統図
アーケオプテリクス(始祖鳥)は、現生鳥類の直接的な祖先ではありません。

 

アーケオプテリクス(始祖鳥)の平面全身骨格(ロンドン標本)

アーケオプテリクス(始祖鳥)の平面全身骨格(ロンドン標本、2017年撮影)
1861年に産出された最初に「始祖鳥」と同定された全身化石。大英自然史博物館所蔵。

 

アーケオプテリクス(始祖鳥)の切手1

アーケオプテリクス(始祖鳥)の切手

アーケオプテリクス(始祖鳥)は現在までに11体、すべてドイツのゾルンホーフェン近郊から見つかっています。

 

アーケオプテリクス(始祖鳥)の平面全身骨格(ベルリン標本)

アーケオプテリクス(始祖鳥)の平面全身骨格(ベルリン標本、2012年撮影)
ロンドン標本と並び最もよく知られている始祖鳥の標本。1876年に発掘されました。
状態が良いため、この標本のレプリカが多くの博物館などで展示されています。フンボルト大学自然史博物館所蔵。

 

アーケオプテリクス(始祖鳥)の切手3

アーケオプテリクス(始祖鳥)の切手

アーケオプテリクス(始祖鳥)の切手4

アーケオプテリクス(始祖鳥)の切手