日本で発見された恐竜

日本で見つかった恐竜たち

 

1978年に岩手県で竜脚形類の化石が発見されて以来、日本でも続々と恐竜の化石が発見されました。

日本で見つかった恐竜のうち、学名が付けられたのは 以下の通りです。

  • ニッポノサウルス・・・1936年命名  at 現ロシア領南樺太
  • ワキノサウルス・・・1992年命名  at 福岡県宮田町
  • フクイラプトル・・・2000年命名  at 福井県勝山市
  • フクイサウルス・・・2003年命名  at 福井県勝山市
  • フクイティタン・・・2010年命名  at 福井県勝山市
  • タンバティタニス・・・2014年命名  at 兵庫県丹波市
  • コシサウルス・・・2015年命名  at 福井県勝山市
  • フクイベナートル・・・2016年命名  at 福井県勝山市

 

ニッポノサウルスは現ロシア領のため、現在の国内で学名が与えられたのは7属となります。

ニッポノサウルスの全身骨格

ニッポノサウルスの全身骨格(2008年撮影)

 

福井県勝山市の恐竜

 

フクイラプトルの全身骨格

福井県産フクイラプトルの全身骨格(2008年撮影)

 

福井県勝山市には手取層群と呼ばれる中生代の地層がまたがっており、獣脚類フクイラプトルの大腿骨、鳥脚類フクイサウルスの頭骨、竜脚形類フクイティタンの上腕骨や大腿骨、イグアノドン類コシサウルスの上顎や胴椎・大腿骨、その他さまざまな恐竜化石が発掘されています。

同市には古生物に特化した福井県立恐竜博物館もあり、40体以上の恐竜骨格が展示されています。

フクイベナートルの全身骨格化石

フクイベナートルの全身骨格(2017年撮影)
原始的な獣脚類と進化的な獣脚類の特徴を併せもつ特異な恐竜です

 

フクイサウルスの全身骨格化石

フクイサウルスの全身骨格(2008年撮影)

 

恐竜の図鑑-[フクイラプトル]

 

タンバティタニス(丹波竜)

 

2006年、兵庫県丹波市で大型竜脚形類ティタノサウルス類(白亜紀前期=約1億1000万年前)の化石が発見されました。全長約15メートル。
丹波竜の愛称(ニックネーム)で呼ばれています。

タンバティタニス(丹波竜)の産状化石

タンバティタニス(丹波竜)の産状化石(2009年撮影)

 

2014年、新属新種であることが分かり、「タンバティタニス・アミキティアエ」と学名が付けられました。  学名(属名)の「タンバ」は産出地である丹波、「ティタニス」はギリシャ神話の女巨人に由来しています。

 

日本全国で見つかる恐竜

 

熊本県御船町や岐阜県高山市、群馬県神流町などからも恐竜の爪や歯の化石が発見されていますが、学名は付けられていません。
1998年に熊本県御船町で見つかったテリジノサウルス類の脳函の化石は、恐竜の脳の研究をする上で貴重なものになっています。

また、2011年には鹿児島県薩摩川内市にある白亜紀後期(約8000万年前)の地層から角竜ケラトプス類の化石、2015年には長崎県でティラノサウルス科の歯化石が発見されて、話題となりました。