全身に羽毛をもつ新種の恐竜クリンダドロメウス


ロシア・シベリア南東部にある1億6000万年前(ジュラ紀後期)の地層から、全身を羽毛で覆われた新種の恐竜が発見されました。

クリンダドロメウスの生体模型(2016年撮影)

クリンダドロメウスの生体模型(2016年撮影)

クリンダドロメウスと名付けられたこの恐竜は、鳥の祖先とされる竜盤目(-獣脚類)の恐竜ではなく、初期の鳥盤目に属しているとみられています。
そのことから、ベルギー王立自然史博物館などの研究チームは「ほぼすべての恐竜に羽毛があったのかもしれない」と推測しています。

 

クリンダドロメウスの産状化石

クリンダドロメウスの産状化石(2016年撮影)

今回見つかったのは、6つの頭骨を含む数百個の化石。
頭には約1センチメートル、胴体には2-3センチメートルの針状の羽毛の痕跡がありました。

 

現時点までに見つかった羽毛恐竜のほとんどは、「竜盤目-獣脚類]に属しています。
鳥盤目では周飾頭類のプシッタコサウルスの尾に羽毛の痕跡が見つかっていましたが、今回の発見のように初期の鳥盤目で羽毛跡が発見されたことは「恐竜が竜盤目と鳥盤目に分化する以前から、羽毛をもっていたのではないか」との推論にまで結びついています。

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