トリケラトプスの角、仲間同士で角を突き合わす


3本の角で有名なトリケラトプスですが、「角は、仲間同士の争いに使っていた可能性が高い」とカナダのロイヤル・ティレル古生物博物館やアメリカのレイモンド・M・アルフ古生物学博物館などの研究チームが発表しました。

 

53個のトリケラトプスのエリ飾り(フリル)の前方部分に傷がある割合を調べたところ、同年代のセントロサウルス(角竜)よりも10倍高かったそうです。

「同年代のティラノサウルスなどの肉食恐竜などを撃退するために闘ったのであれば、どちら(トリケラトプスとセントロサウルス)も同じ割合で傷が付くと考えられる。 実際はトリケラトプスの傷の方が圧倒的に多いので、多くのトリケラトプスのフリルの傷は、仲間同士で争った際にできたもの」と結論づけているようです。

ただし、現代のヘラジカの角などは仲間同士の決闘にも使用されますが、併せて異性に対する誇示の用途もあります。
「角竜の角が、仲間同士の争いに使われていたことが統計的に証明された」としても、それが「肉食恐竜からの防御や異性へのアピールの役割を、否定することにはならない。ヘラジカの角と同じく、複数の役割を持つ可能性が高い」としています。

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